オンラインショッピングの普及に伴い、世界中のさまざまな商品が手軽に購入できる時代となりました。その中でも、中国発の激安通販サイト「TEMU」は、驚くほどの低価格と豊富な商品ラインナップで注目を集めています。しかし、利用者の中には、商品の品質や安全性、配送期間などに関する不安を抱える方も少なくありません。本記事では、TEMUでの購入を検討されている方々に向けて、事前に知っておくべきポイントや注意点を詳しく解説します。賢いお買い物を楽しむための参考にしていただければ幸いです。
案件を断った、たこまる/TAKOMARUとは?
たこまる(TAKOMARU)は、主にPCデスク周りやゲーミングデバイスのレビューを中心に活動する日本のYouTuberです。彼のチャンネル「たこまる/TAKOMARU」では、ゲーミングPCやキーボード、マウス、モニターなどの関連商品を紹介し、視聴者に向けて詳細なレビューや使用感を伝えています。
プロフィール
- 生年月日:1998年5月7日
- 年齢:26歳(2024年11月現在)
- 出身地:三重県
- 身長:172cm
- 趣味:ゲーム
経歴と活動内容
たこまるさんは、2017年5月にYouTubeチャンネルを開設し、ガジェット紹介やPC関連のコンテンツを中心に動画を投稿しています。2023年9月時点で、チャンネル登録者数は37万人を超え、人気急上昇中のYouTuberとして注目されています。
彼の動画は、製品の詳細なレビューや使用感を率直に伝えるスタイルが特徴で、視聴者から高い評価を受けています。また、視聴者のゲーム環境を紹介する企画や、ゲーム用語の略称クイズなど、視聴者参加型のコンテンツも積極的に取り入れています。
収入と生活
YouTubeの再生回数や企業案件、アフィリエイト収入などから収益を得ていますが、PC関連の商品紹介には高額な費用がかかるため、ギリギリ採算が合っている状況と述べています。過去には、経済的に厳しい時期も経験しており、1日1食生活を送っていたこともあるそうです。
人柄とエピソード
たこまるさんは、視聴者との信頼関係を大切にし、企業案件に対しても慎重な姿勢を持っています。例えば、2023年10月には、中国発の激安通販サイト「TEMU」からの高額なPR案件を断り、自費で商品を購入して正直なレビューを行う動画を公開しました。この行動は視聴者から高く評価され、彼の誠実さが際立つエピソードとなっています。TEMUとは?
TEMUは、中国発のショッピングモール型通販サイトで、2023年7月に日本での展開を開始しました。驚くほど低価格な商品や大幅な割引クーポンが特徴で、多くのユーザーの注目を集めています。しかし、クレジットカードの不正利用や商品の品質に関する報告もあり、利用者からの評価は分かれています。
高額なPR案件の内容とたこまる氏の対応
たこまる氏の元には、TEMUから8分程度の動画1本で100万円~200万円の報酬を提示するPR案件が、代理店を通じて5~6回届いたといいます。あらかじめ、企業からは台本を用意されていて、簡単に言うと指示書みたいなものです。当然その指示を明かす行為は良くありませんし、ある程度危険です。
しかし、依頼内容をぼかしつつもしっかり伝わるように解説されておりました。あくまで視聴者が損をしないようにという気遣いかと思います。その内容は「ネガティブな発言は一切しないでください」「中国の会社が運営していることは言わないでください」といった条件が含まれており、彼は個人の利益よりも怪しさを回避し世間に伝える事を選択し、TEMUの企業案件を断りました。
自費でのTEMU商品購入とレビュー
案件を断った後、たこまるは自費でTEMUの商品を13点購入し、合計金額は約1万1168円でした。購入から約2週間後に商品が届き、開封したところ、商品の梱包状態や品質に問題が見られました。例えば、841円のワイヤレスイヤホンは接続不良や充電問題があり、超音波眼鏡洗浄機は開封時に袋から異臭がするなど、嫌悪感があらわになったワンシーンも。
また、購入したRazerの模倣品については絶対に買わないでね、自分も悪かったと注意喚起を促すシーンも。
TEMUという企業を知ろう
TEMU(ティームー)は、中国のPDDホールディングス(拼多多/ピンドゥオドゥオ)が運営するオンラインマーケットプレイスで、アパレル、化粧品、家電、家具、雑貨などを廉価で販売しています。
設立と事業展開
TEMUは2022年7月に設立され、同年9月1日にアメリカで事業を開始しました。その後、2023年2月にカナダ、3月にオーストラリアとニュージーランド、4月にイギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、フランス、スペイン、7月11日に日本でサービスを開始し、急速に国際的な展開を進めています。
ビジネスモデル
TEMUは、消費者と商品パートナー、メーカー、ブランドを結び付け、手頃な価格の製品を提供することを使命としています。また、物流・サプライチェーンの管理経験を活かし、世界規模で幅広い製品ラインナップを提供しています。
諸問題と批判
TEMUは、製品の品質や安全性、個人情報保護、知的財産権の侵害など、いくつかの問題が指摘されています。例えば、2024年3月には、リコール対象となった製品や偽造品の疑いが強い製品が見つかったと報告されています。また、2024年5月には、消費者団体の欧州消費者機構が、EU DSA法違反を主張して欧州委員会に対してTEMUを告訴しました。
TEMUまとめ
TEMUは、PDDホールディングスが運営するオンラインマーケットプレイスとして、急速に国際的な展開を進めています。しかし、製品の品質や安全性、個人情報保護などの問題が指摘されており、利用者はこれらの点に注意を払う必要があります。
視聴者からの反響と影響
たこまる氏のこの動画は、視聴者から高い評価を受け、多くの支持の声が寄せられました。また、他のYouTuberやメディアからも注目され、彼の誠実な姿勢が広く評価されています。このような行動は、インフルエンサーとしての責任と影響力を再認識させるものであり、視聴者との信頼関係の重要性を示しています。
まとめ
たこまる/TAKOMARU氏は、高額なPR案件を断り、自費で商品を購入して正直なレビューを行うことで、視聴者への誠実さを示しました。この行動は、多くの視聴者から支持を受け、インフルエンサーとしての責任と信頼関係の重要性を再確認させるものとなりました。今後も彼の活動に注目が集まることでしょう。
詳細なレビュー内容や彼の率直な意見を知りたい方は、以下の動画をご覧ください。
管理人個人の見解としましても、あからさまに怪しいのでアプリのインストールだけはぜひ避けて頂きたいと感じました。
有名なYoutuberさんも取り上げていましたがだいたいはアプリ経由ではなくブラウザ経由だったので、その辺りは流石ですね、危機管理能力は大事ですね。
また、案件を受けてやってるインフルエンサーさんも多いとは思いますが同じく生活があるためそこは個人を批難するのではなく、何が悪なのかも考えさせられる動画でした。